東恩納たくま 市議会での質問

2012年3月議会

 

1「風景街道」国道331 号に

 

ついて去る2 月23 日、沖縄地方風景街道協議会が主催し、「古道ハンタ道~中城城跡を歩いて学ぶ」イベントが行われました。琉球歴史ロマン街道・宿道沿線の市町村から「道」を通じて交流を深めようと100 人を超える参加者が集い、大成

 

功 に終わったと聞いています。参加した二見区長に次年度の開催地は名護市へと提案されたようですが、それは国道331 号を起点とする「やんばる花街道」が日本風景街道認定を受けてのことだと思われます。市としてこれまでどのような協力が考えられますか。(交流イベントを 受入れる場合など)やんばる花街道の玄関口である「わんさか大浦パーク」は、地域の拠点として、またやんばる花街道の玄関口としてますます重要視されてい ますが、市としてこれまでどのような支援をし、今後どのような支援が必要と考えていますか。 「わんさか大浦パーク」の運営状況についてどのような印象を持ち、今後どのようなことを期待していますか。

 

 

国 道331 号の三原区からカヌチャベイリゾートホテル向け、安部区以北にかけて、両サイドに歩道がなく、住民の安全・観光利用の両面から歩道が必要との認識で、国道 事務所及び北部土木事務所に要請を行ったと前回の定例会で答弁を受けましたが、その後この件がどのような位置づけになっているか回答はありましたか。

 

 

 

2一般廃棄物処理システムについて

 

 名護市環境審議会で一般廃棄物の処理システムについて検討が行われていますが、審議委員からどのような意見が出されているのか。途中経過を報告していただきたい。

 

今後名護市民が一般廃棄物の処理について、より理解を深めるためにも環境審議会の中間報告が必要だと考えますが、市としてはどのようにお考えですか。

 

 

 

3地域力について

 

地域力を高めるためには、地域の人材・資源の活用、地域の企業を育てることが必要です。その具体策として今年度から市内の施工業者を利用しての住宅リフォームに関する工事費の一部を補助する制度が導入される予定です。

 

私も導入には期待していますが、今年度何件のリフォーム件数を推定し、また一件の補助金額の最高額はどれほどと見積もっていますか。

 

国は今年7月から自然エネルギー固定価格買取制度をスタートさせます。それに先駆けて名護市では太陽光発電システム設置補助事業を行いますが、何件の需要を見込み、一件の最高限度額をお聞かせください。

 

 

 

4水産業振興について 

 汀間漁港が4月1日に県管理から市管理へと移行されます。これに関し名護漁協汀間支部から3件の要請があることについて、12 月定例会でその要請を満たしてから市へ移行されると答弁を受けましたが、いまだに履行されていません。何月までに履行されますか。

 

 

 

5食の安全について

 

チェルノブイリの原発事故後ベラルーシでは子どもの甲状腺がんが明らかに増えました。そのベラルーシの安全基準よりも日本の食品に含まれる放射性物質の基準が甘いと12 月定例会で示しました。それを受け教育委員会では国の定める基準値以内であっても安全であるとの断言は難しいとの認識の上、独自の学校給食食材取扱基準を定め検査体制を整えると回答されましたが、どのような検査体制でどのような取扱指針を定めましたか。

 

 

 

6世界ジオパークについて

 

本部町は日本で6番目の「ジオパーク」指定へ向けての取り組みを行っています。これについて北部の中核都市である名護市も、北部広域での事業として積極的に関わるメリットがあると思いますが、どうお考えですか。

 

名護市にも国の文化財指定を目指している「しゅう曲」が点在していますが、それを含めた連携をする必要があると思いますが、いかがでしょうか。