9月3日に予定していたたくま後援会総決起集会へ玉城デニー知事がメッセージを寄せて下さいました。デニー知事ありがとうございました。
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ハイサイグスーヨー、チュウウガナビラ
沖縄県知事の玉城デニーです。
東恩納市議会議員をはじめ、関係各位並びに本日お集まりの皆様におかれましては、日ごろから県政へのご理解とご支援を賜り、熱く御礼申し上げます。「東恩納たくま総決起集会」の開催にあたり、ご挨拶を申し上げます。
東恩納たくま市議会議員は、4期14年間、市議として安定した実績を積み上げてこられ、ふるさとの海を守るために、精力的に活動されてきた実績は素晴らしいものがあり、頼もしい存在であります。先般、ホープスポット(希望の海)看板を設置されました。
地域の為に汗を流し、安心・安全に暮らせる町づくりのために、ふるさとの海を守りたいとの想いで全力で活動し、また、人柄も皆様がよくご存じのように、行動力、男気、情熱があり、地域の皆様の声にしっかりと耳と心を傾けながら、全力で取り組む姿は名護市のこれからを担う中心的な存在となると確信しております。これからのご活躍を多いに期待してやみません。
東恩納たくま市議をはじめ、関係各位並びにご参集の方々の益々のご健勝とご多幸をこころから祈念致します。
マジュン チバラナ イチャビラナヤーサイ
イッペーニフェーデービダン
令和4年9月3日 沖縄県知事 玉城デニー
沖縄県名護市辺野古の新基地建設で、防衛省沖縄防衛局の設計変更申請を不承認とした県の処分を巡り、辺野古周辺の住民ら20人が23日、新たな訴訟を提起しました。私は原告団長です。
これまで住民が起こした訴訟では、原告適格を認めずに、司法は判断をしてきませんでした。しかし、今判断せず、いつ判断するのでしょう。司法は私たち住民に原告適格を認めて責任ある判断をしてほしいと思います。
米軍基地は完成すると、司法に被害を訴えたとしても、米軍施設の運用は日本の法の支配が及ばないとした「第三者行為論」で退けられるのが現状です。被害が及ぶ前は原告適格を認めず、被害が起こった場合は日本の法の支配が及ばないとしてしまうのなら、米軍基地は住民にどんな被害があっても、私たちは泣き寝入りするしかないと言う事です。民主主義国家にでこんなことが許されるのでしょうか。
司法は責任を果たし、住民を原告と認め、国家の横暴をきちんと裁くことを訴えます。
みんさんのご支援お願いします。
メディアでも取り上げて頂きました。
https://www.qab.co.jp/news/20220823154550.html
https://www.qab.co.jp/news/20220823154564.html
https://ryukyushimpo.jp/news/entry-1571518.html
https://www.asahi.com/articles/ASQ8R64NJQ8RTIPE00N.html
東恩納たくまが土建屋を辞めて辺野古基地建設NOを勝ち取るために取り組んだ1997年の名護市民投票から25年の月日が流れようとしています。2022年9月の市議選を前に、改めて自己紹介をしたいと思います。
2022年6月の新聞に、「沖縄県は管理道路の「雑草ゼロ」を目指し、除草事業の発注方式を2021年度から改定を進めている」という記事が出ました。
ここ数年、道を歩いているとよく見かけるようになった「除草剤散布中 注意」の札。
除草剤の人や環境への悪影響を心配する市民からの声が上がっていました。そこにこの沖縄県の「雑草ゼロ」の新方式の記事が出たことから、ますます除草剤散布が増えるのではないかということで、北部土木事務所にお話を聞きに行きました。
詳細については、後日書きたいと思いますが、かなり広範囲にわたって除草剤の使用頻度が高まっている恐れがあることが分かりました。しかも除草剤散布については、業者にほぼ丸投げの状態。
今後、情報公開を含め、あらためて、対策を考えて行きたいと思います。
市民のみなさんでこの問題に関心がある方はぜひ一緒に活動しましょう。いつでもお声がけください。
名護市などの県内6市町村が自衛官募集の為に18歳を迎える住民の名簿を自衛隊に提供していたことが、新聞で報道されました。
東恩納琢磨は、市議としてまたヘリ基地反対協議会の共同代表として、名簿の提出を直ちに止めるように、市に申し入れました。
私たちは個人情報をどう使うかの決定権は市や県、国にはない、と指摘し、広く市民に周知して、名簿提供の同意の可否を問い、同意しない人の名簿は提供するべきではない、申し入れました。
今後、名護市が勝手に自衛隊に名簿を提出しないように、監視が必要です。
(勝手に名簿提出するなんて、言語道断です。
国にNOと言えない市長がいるからでしょうか?!)
今後はまず、市民への周知を求めていきます。
去る6月24日、東恩納琢磨後援会立ち上げ式で、OKINAWA ENVIRONMENTAL JUSTICE PROJECT 代表で、ジュゴン保護瀬キャンペンセンター国際担当の吉川秀樹氏がホープスポットについての講演会を行って下さいました。
吉川さんは、今回の講演を「HOPE SPOT (希望の海のネットワーク)とその可能性 広めよう 活用しよう」と題し、ホープスポットに認定された辺野古・大浦湾を中心とする海域の特性と、ホープスポットを活用していくことが大切だというお話をして下さいました。例えば、ホープスポットをブランドとして、地域の商品、観光を売り出すことに利用することや、世界の他のホープスポットに認定されている地域と協力して、色々なネットワークを造り、知名度を上げていくことなど、私たちが知恵を絞ってせっかくのホープスポット認定を広めて活かして行くことを提言をされました。
私も、まずはホープスポットに日本で唯一認定された辺野古・大浦湾を中心とした地域の事を広める為に、発信していきたいと思っています。そして、ホープスポットブランドと共に、地域の経済力の向上に利活用していきたいと考えています。
沖縄戦で亡くなり、糸満市の平和の礎に名前が刻まれている24万人の方々のすべての名前を読み上げる、新しい試みが今年開かれました。6月12日から23日の間で、朝の5時から夜の3時まで、沖縄はもちろん、全国、また外国から1500人以上が参加。読み上げの様子はインターネットで中継されました。
私は実行委員の方から、名護市の久志地域と宜野座村の一部と金武町の2千名の名簿をゆだねられ、1500名を、久志支所で7名の参加者とともに読み、また、二見以北地域出身の約五百名を緑風学園6年生にお願いしました。
久志支所で、私は一人ひとりのお名前を読みながら、この方々がもし生きておられたら、どんな人生を送っただろう、そして沖縄はもっと豊かになっていたはずだ、と考え、胸にぐっとくるものがありました。
緑風学園の6年生は、担任の森元先生と松田校長のご理解のもと、平和学習の一環として、授業の合間に読み上げに参加して下さいました。生徒の皆さんは、地域で亡くなった方々のお名前をかわるがわる丁寧に読んでくださいました。一人一人の名前を読むことで、戦争のむごさを現実として捉え、戦争を起こしてはならないという思いを強くしてくれたのではないかと思っています。
来年度以降もこの取り組みに参加したいと思っています。また教育委員会にも働きかけ、名護市の生徒たちの平和学習の一環として多くの参加者を募っていきたいです。
辺野古・大浦湾は、生物や地形の多様性が豊かな海です。沖縄だけでなく、日本としても、世界的にも誇れる豊かさをもっています。2019年には日本初の「ホープスポット」に認定されました。本シンポジウムでは専門家を招聘し、辺野古・大浦湾が抱える軟弱地盤やホープスポットについて解説し、この海域の地形や生物に詳しい専門家を交えたパネルディスカッションを行います。この海の持つ意味や抱える問題を知り、いかに未来に引き継ぐかを、県民のみなさんとともに考えるシンポジウムを沖縄県が主催し開催いたします。
日 付:2021年9月11日(土)
時 間:13:00~15:45
主 催:沖縄県
企画運営:公益財団法人 日本自然保護協会
開催形式:無観客、オンラインによる配信になります。当日の開始時間から以下のリンクから御覧ください。
1.知事挨拶
玉城デニー(沖縄県知事)
2.基調講演
①「辺野古の軟弱地盤と基地建設」(30分)
鎌尾彰司(日本大学理工学部准教授)
②「辺野古・大浦湾ホープスポットについて」(30分)
安部真理子(日本自然保護協会)
③シルヴィア・アール博士(ミッション・ブルー代表)のメッセージ動画(5分)
3.パネルディスカッション「辺野古・大浦湾の価値を探る」
コーディネーター
吉田正人(筑波大学教授)
パネリスト
中井達郎(国士舘大学講師)「辺野古・大浦湾の地理的多様性について」
藤田喜久(沖縄県立芸術大学教授)「大浦湾の生物多様性について~甲殻類を中心に~」
吉川秀樹(ジュゴン保護キャンペーンセンター)「沖縄におけるホープスポット登録の意義」
安部真理子(日本自然保護協会)
4.質疑、応答
5.声明の採択・発表、閉会挨拶
※新型コロナの感染症状況によっては、シンポジウムの内容を変更する場合があります。
米ジュゴン訴訟、控訴します。
この裁判で勝利するためにも、翁長知事の遺志を継ぐ候補が勝利することを強く望みます!
キャンプシュワブゲート前を通る市民から、渋滞に巻き込まれて生活に支障がでている、との声があり、私が発案し、沖縄県警に対して、片側交互通行を行うよう要請する意見書を名護市議会で採択ました。
辺野古キャンプ・シュワーブゲート前の交通渋滞緩和策を求める意見書
辺野古キャンプシュワブゲート前では、新基地建設工事に伴う大型車両による埋め立て用資機材の搬入が連日行われています。そのことで、交通渋滞が引き起こされ、市民生活に支障をきたしています。
狭いゲートから一度に百台以上の大型車や生コン車が入るため、車列が延々と連なり、その間に挟まれた一般車両は動けなくなります。
現場には「安全対策」と称して沖縄県警の機動隊や交通警官が多数配備されているにもかかわらず、片側交互通行などの交通整理を行わず、渋滞を放置し、混乱を引き起こしています。
特に二見から辺野古向け車線では工事車両の間に挟まれ身動きが取れずに立往生をしており一般車両の安全な誘導が行われていません。
安全でスムーズな交通環境を整えるためにも、沖縄県警は工事車両の資材搬入時には片側交互通行を行い、交通渋滞を招かないよう公正な対策を取ることを要請します。
以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
平成30年7月2日
沖縄県名護市議会
日本自然保護協会は、私の所属する名護東海岸エコツーリズム推進協議会、二見以北十区の会、とともにが沖縄県に大浦湾アオサンゴ群集の天然記念物指定を求める陳情書を提出しました。
以下 内容です。
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大浦湾チリビシのアオサンゴ群集の天然記念物指定を求める陳情書
名護市東海岸エコツーリズム推進協議会 代表 島袋 正敏
北限のジュゴン調査チーム・ザン 代表 鈴木 雅子
ヘリ基地いらない二見以北十区の会 代表 浦島 悦子
代表 渡具知 智佳子
公益財団法人 日本自然保護協会 理事長 亀山 章
私たちは辺野古・大浦湾の生物多様性豊かな自然環境の保全に長期にわたり取り組んでおり、その立場から意見を述べます。
2007年9月に発見された名護市大浦湾のチリビシのアオサンゴ群集は、長さ50m、幅30m、高さ14mに達するもので、単一の種からなるサンゴ群集がこのような規模になるのはこれまで報告例がなく、大変貴重なものです。
滝野ら(2008)の研究によると、チリビシのアオサンゴ群集の遺伝子型と石垣島・白保のアオサンゴ群集の遺伝子型は異なり、またこの群集は全体が同じ遺伝子型であり、性別が雄である(山城、2015)ということが明らかになりました。2017年12月には新たに、最新の遺伝子解析の結果が判明し、同群集は勝連半島のアオサンゴ群集と異なる遺伝子型であることがわかりました。同じ沖縄島周辺に位置する勝連半島のアオサンゴ群集とも遺伝子型が異なるということは、大浦湾に存在するものがかけがえのない唯一無二のものであることが示唆されます。
2016年以降、夏になると気候変動の影響で、サンゴの白化が広範囲に起こり、大浦湾一帯のサンゴ群集は大きな影響を受けました。チリビシのアオサンゴ群集も白化しましたが、秋には無事にもとの状態に戻りました。しかし同じ海域で大規模な工事が進み気候変動も激しくなるなか、いつまでも健全な状態を保てる保証はありません。
琉球列島のサンゴ礁が危機的にあるなかで、チリビシのアオサンゴ群集は世界的にも貴重で普遍的な価値を持ち続けています。唯一無二のこのアオサンゴを天然記念物として保全していくことは、将来的に観光資源としても有益であり、沖縄の特性を全国にアピールすることにもなります。天然記念物として早期に積極的に保護し、次世代へ引き継ぐべきであると考えます。
東恩納琢磨の訪米報告会と同時にドキュメンタリー映画ZANを上映する予定だったのですが、訪米報告会は都合により9月22日(金)の午後6時から 名護市中央公民館小ホールで行います。よって、16日はZANの上映会のみとなります。
大浦湾の自然を美しい映像と音楽で紹介しています。子どもさんでも見ることができます。ぜひ多くの方に見ていただきたいです。
「世界は見ているーユネスコ/IUCN調査団が沖縄に」「やんばるの森と辺野古の海を守ろう」というタイトルのシンポジウムで、東恩納琢磨は名護市議会がIUCNから受け取った手紙についての特別報告を行いました。
名護市議会はIUCNに対して2016年の9月の「4度のIUCN勧告・決議を踏まえ、辺野古新基地建設にかかわる日本政府が行った環境アセスの検証をIUCNに求める決議」
を出しました。これは、IUCNが日本政府に再三ジュゴン保護などを訴える決議を出しているにもかかわらず、日本政府が十分な措置を行っていないことに対して、IUCNが直接かかわるように求めたものでした。
今年2月、IUCNは市議会議長宛に、決議への返信を送ってきました。そこには日本政府からの要請があれば、外来種保護などのために専門的な知識をIUCNが日本政府に提供できるという内容でした。
そこで名護市議会は今度は日本政府に対して「IUCNの協力要請を受けるように日本政府に求め、及び沖縄県がIUCNに協力を要請することを求める決議」
を上げ、日本政府に、IUCNの協力を受け入れるよう求めました。また、今年5月に私と日本自然保護協会、ジュゴン保護キャンペンセンターとが、この決議への回答を求めて、外務省、環境省、防衛省の担当者と話し合いを持ちました。そこでの回答は外務省は「これは環境省の管轄であり、我々は対応しない」環境省は「防衛省の管轄であり、我々は対応しない」そして「防衛省はジュゴン保護、外来種対策など適切に行っているので、IUCNへの協力依頼は必要ない」というものでした。
日本政府はIUCNの手紙に、上のような回答すら送っておらず、全くの無視をしている状況だということがわかりました。
辺野古の環境アセスは「史上最悪」と言われるほど、ずさんなアセスでした。しかしたくさんの国の違法行為をめぐって起こした私たちの訴訟では、その違法行為に対する判断は全く下されず、実質的に私たちは門前払いとされました。
そして今、(たとえパフォーマンスであっても)工事が始まっていますが、すでにジュゴンへの影響が出てきていることがわかっています。
外来種対策も、砂利を洗う、しかしその責任は業者任せ、と、お世辞にも十分とは言えない対策どまりです。
私たちは9月にユネスコ登録のために訪れる予定となっているIUCNの専門家たちに、この日本のアセスと、その後の日本政府の環境保全対策を検証することを求めていく考えです。
シンポジウムでは、吉川秀樹さん、沖縄大名誉教授の桜井国俊さん、稲嶺進名護市長が登壇し、それぞれ貴重なお話をされました。真喜志好一氏の司会、安次富浩氏のあいさつ、海勢頭豊さんのコンサートなど、盛りだくさんでした。
市長選、知事選に向けて、機運を高めていく事が必要だという認識を共有できたと思います。
この日話し合われた、ジュゴン訴訟については、また後日報告したいと思います。
世界自然保護連合IUCNの4年に一度の総会がハワイで行われ、東恩納たくまも参加しました。
今回は稲嶺進名護市長も参加し、名護市辺野古・大浦湾に建設が計画されている米軍基地が環境にどういった影響を及ぼすかを多くの人に知ってもらう機会となりました。
IUCNでは過去に2000年、2004年、2008年と日本政府に対してジュゴンなどを保護する勧告が出されています。しかし日本政府はそれをずっと無視する形で、基地建設を強行しようとしています。
今回は「島嶼生態系への外来種の侵入経路管理の強化」の勧告が賛成多数で採択され、辺野古埋め立てに使われる予定の大量の土砂に混入する外来種の侵入を防ぐ措置をとることを日本政府に求める勧告となりました。
埋立申請書によると、キャンプ・シュワブ沿岸部に建設されるV字形滑走路は172ヘクタール。海面より10メートル高く埋めるのに投じる土砂は 2,1000万㎥にのぼります。これは東京ドーム17個分、10トントラック340万台分に値します。
そして土砂のうち約1,700万㎥の岩ズリは県外の採石業者から購入されることになっています。その中には沖縄には生存しない外来種、例えば、パイナップルやサトウキビなど沖縄の作物に大きな被害をもたらすといわれるアルゼンチンアリや、刺されると疼痛(とうつう)などを起こすセアカゴケグモなどが混在して運ばれる可能性が高く、今回の勧告はこれら外来種を侵入させないようにするための措置をとるように日本政府に求めています。
とはいえ、外来種を取り除くまたは混入を防ぐにことは困難であるので、「持ち込ませない」、つまり土砂を運ばせないことが必須です。
国際的には日本は自国の環境保全に消極的な環境後進国です。この勧告案を受けいれ、日本が環境を守る国だと、堂々と宣言してほしいと思います。
アメリカ・ハワイで9月1日~10日にかけて開かれる、第6回IUCN世界自然保護会議の総会に先立ち、NACS-Jをはじめとする6団体が提案していた、「島嶼生態系への外来種の侵入経路管理の強化」が採択された(31日、日本時間17時30分)。 議決結果は、政府側は賛成80、反対2、棄権74、NGO側は賛成459、反対24、棄権204と、圧倒的多数での勧告案の採択となった。 これまでIUCNは3回にわたり、沖縄島北部の自然の保護やジュゴンの保護を求める勧告を出してきた(2000年、2004年、2008年)。これらの保護を求める勧告が決議されたにもかかわらず大部分が実行されていない。また、辺野古の米軍基地建設で新たに浮上した生物地理区分を超えた地域からの大量の埋め立て土砂の調達による外来種侵入という問題は、沖縄島の海域だけではなく陸域生態系にも不可逆的なダメージが及ぶ。日本政府は、世界自然保護会議で決議された勧告が、国際条約と同等の重みをもっていることから、誠意と責任を持って履行すべきである。
ハワイ滞在中、イゲハワイ州知事ともお会いすることができました。
米陸軍退役大佐・元外交官・
また、ハワイのウチナンチュや、日系の方々、学生さんなどとの交流会を持ち、基地問題に関しての話し合いをすることができました。
総会前には会場前でデモンストレーションもしました。
会場内のジュゴンキャンペンセンターのブースにはたくさんの人たちが訪れました。
市長も合流してくださり、自ら率先して基地建設によって予測される環境被害について参加者に説明してくださいました。
今後はIUCNが日本政府に積極的に勧告に従うように働きかけるように私たちから働きかけていきます。
その事については後日記載します。
国際環境保護団体FoE Japan が翁長知事が行った承認取り消しについて、第三者委員会が仲井間知事の承認の瑕疵があるとした4点を説明するリーフレットを発行しました。
東恩納琢磨の写真が使われています。
ぜひ資料としてご活躍下さい。
2015年10月13日翁長雄志沖縄県知事は埋立承認の取り消しを行いました。
それに伴い、辺野古基地に反対するヘリ基地反対協議会からの緊急声明を出しました。
多くの方が、辺野古ゲート前への座り込みに参加し、そして、たくさんの地方議会から地方自治を尊重し沖縄の自治権を認めるように決議をあげてほしいと思います。
また、名護市でも多くの自治体が声を上げてくださるよう、他自治体と連帯し地方自治の確立を目指す宣言を決議しています。
これまで、国内では 長野県白馬村村議会 愛知県岩倉市議会 吹田市議会 尼崎市議会
また、海外ではサンフランシスコ州バークレー市議会が、沖縄の民意を尊重するように呼びかける決議を出しています。
皆さん、ご自分の住む自治体への働き掛けよろしくお願いします。
今年3月、住民の会が国連への新基地建設についての訴えを起こしたところ、翌4月に、国連環境計画(UNEP)・アジア太平洋事務所のカヴェ・ザヘディ所長・代表から「みなさんの懸念を日 本の環境省との間で分け合って対処します。」同時に、「皆さんの政府の関係官庁に直接働きかけるといいでしょう」と返事がありました。
それでは!と環境省への要請行動を行うことになり、沖縄選出野党国会議員で構成する「うりずんの会」のご尽力と、辺野古基金からの活動費の助成で、 環境省・外務省・防衛省への要請行動が実現しました。
「美ら海を守り、活かす海人(うみんちゅ)・有志の会」が結成されました。
呼び掛け人は糸満市の水産加工販売業イトサンの大城忠社長、かりゆしグループの平良朝敬CEO、海洋生物学者のキャサリン・ミュージックさん、日本自然保護協会の安部真理子さん、東恩納琢磨。
ご存じの通り、11月16日、翁長雄志知事が誕生しました。大浦湾の埋め立てを承認した仲井間元知事に10万票という大差をつけて36万820票、得票率は50パーセント越えという大勝利です。
1997年名護市の住民投票で示された民意が今オール沖縄の知事誕生という形で、やっと結実しました。
そして、名護からの県議補欠選ではこれまでずっと市議としてともに基地建設に反対してきた具志堅トオルさんが当選しました。出馬の決定が遅かったために本 当に限られた時間での選挙戦を見事に乗り切り、1月の市長選で稲嶺市長に敗れた末松文信氏を破って当選されました。トオルさんに心からのお礼を申し上げま す。やっぱり大変な時に頼りになるのがトオルさんです!結果、名護からの県議二人がそろって新翁長知事を支えることができます。
これで沖縄は答えを出しました。後は日本が民主主義にのっとって、基地建設を断念する番です。日本政府がもしこれだけはっきりとした選挙結果をもってしても基地建設を強行するのであれば、日本には民主主義が存在しないのだと、世界に宣言することになります。
安部政権は衆院解散劇で沖縄問題に注目させない気かもしれませんが、沖縄はこれからますます世界を相手に堂々と沖縄の自治権を訴えていきます。大浦湾を埋め立てることはぜったいにさせません。
今年は選挙の年で、多くの皆さんにたくさんのご協力を頂きました。改めてお礼申し上げます。
この勝利でよい年を迎えられる。というところだったのですが、全くの民意無視で解散をする安部首相のおかげで、年越し前にもう一度選挙になりそうです。
公約を破り、沖縄を金で売った自民党国会議員の方々に審判が下る選挙にぜひしたいです。
一緒に頑張りましょう!
2014年9月 名護市議会議員選挙
東恩納たくま 1143票で当選しました!!!
皆さんの温かいご支援、本当にありがとうございました!
新基地建設を許さない、地元の声を代弁し、稲嶺すすむ市長と共に、
基地にたよらないちいきおこしを今後も進めていきます。
みなさんこれからも応援よろしくお願いします。
稲嶺進名護市長が、たくまの産業支援センターの前での演説に駆け付けてくださいました!
「与党議員としてのたくま、二見以北の地元の議員としてのたくまの存在が絶対に必要!」とお話ししてくださいました。
沖縄生物多様性ネットワークのメンバーであり、サンフランシスコのジュゴン訴訟や、IUCN国際自然保護連合から日本政府へのジュゴン保護勧告、MMC米海洋哺乳類委員会への要請などなど、海外に環境面からジュゴン保護、基地建設STOPを訴えている、吉川秀樹さんが応援に駆け付けてくださいました。カナダの大学での研究生活から「ふるさとの自然を守る」ために名護に戻り、この問題とずっと向き合っている吉川さん。名護市の貴重な人材です!
その吉川さんはいつも琢磨を応援してくださいます。
吉川さんのたくまへの応援メッセージ
「名護に新しい基地を作りたい人たちは、名護市を発展させたくない人たちです!」
と翁長那覇市長。
基地建設反対に保守も革新もありません。
みんな嫌なんです!
政府・自民党からの圧力は相当なものだと考えられますが、
それでも、うちなんちゅのチムグクル、譲れない、屈しない
その思いがこの二人を同じ舞台に立たせます。
たくまの城連絡事務所の外壁はこんな絵が描かれています。
お気軽にお立ち寄りください!
「ふるさとは宝」のたくま選挙ポスター
「海にも陸にも新しい基地はつくりません」
「せんろは続くよ!」の音楽に乗って、名護の隅々まで、たくま宣伝カーが回ります!
見かけた方は手を振ってください!
7月31日、日米の環境保護団体、名護市議・東恩納たくま他原告は、米サンフランシスコ連邦地裁に、中断していた「ジュゴン訴訟」の再開手続きを申し立てました。私たち原告は米国防総省に対して「基地建設が沖縄ジュゴンに与える害を回避・軽減するために綿密な検討を行うこと。検討を終えるまでの間、基地建設を停止すること、具体的には、沖縄防衛局が進める工事関連車両などの基地内立ち入り許可を出さないようにすること」を求めています。
訴訟が再開されれば、最短半年程で、決定が下る見込みです。2008年の中間判決により、米国防総省には国家歴史保存法を順守し「ジュゴンへの悪影響を考慮する措置」をとる法的義務があります。彼らは今年4月に、連邦地裁に「ジュゴンへの悪影響はない」と結論付けた報告書を提出しました。しかし、法の手続きの根幹である私たち原告を含む利害関係者との協議が十分にされておらず、秘密裏に作成した報告書は手続き違反であると、考えられます。また、国防総省はその報告書の作成の根拠である文章などを公表しておらず、裁判でその公表も求めます。国家歴史保存法の基本的手続きが実行されていないと判断され建設工事が止まる可能性は十分あります。また、裁判で明らかになる文書を以って、前述のMMCが国防総省のジュゴン保護対策に対して、専門家による精査を入れることが可能となり、MMCからも工事ストップの勧告が期待できます。
8月1日の記者会見では原告で名護市議の東恩納琢磨は、「私たちの地域の民話では、ニライカナイの神様がジュゴンの背中に乗って島にやって来る、そしてジュゴンは海の幸をもたらす、と伝えられてきました。現在、基地建設予定地ではジュゴンの食み跡が多数発見されています。これはジュゴンが、『もし基地が建設されるのであれば、海の恵みをもたらすことはできない』、と私たちに警告をしていると思えてなりません。米国政府は、ジュゴンは沖縄の宝であり、世界の宝であることをしっかりと認識するべきです。」 と述べました。
7月20日 東恩納たくま事務所開きを瀬嵩で行いました。名護市の東海岸側のたくまを応援してくださる方々がお集まりくださいました。
稲嶺進名護市長も12日の名護での事務所開きに続いてご参加くださいました。
たくまの地元瀬嵩でこれまでずっと一緒に基地は要らないと訴えてきた渡具知武清さんが、国がボーリング調査を強行しようとしてこの日の朝2時にキャンプシュワブにブイを搬入したことに触れ、こどもたちのために絶対に基地建設をゆるさないと、その為にもこの地区出身の基地を反対している東恩納たくまの存在が大変重要だとお話し下さいました。
稲嶺進名護市長は
ここに新しい基地を作ることを認めている人たちは、ここを知らない人間だ。
仲井間沖縄県知事はこの海を知らない。名護漁業組合員のほとんどはここで漁をしていない。そういう人たちが、どうぞと言っている。
ボーリング調査に伴い、国は立ち入りを禁止する制限水域を広げたが、大浦湾側に大きく広がった。基地建設で被害をうけるのは辺野古だけではな二見以北のこちら側である。
たくま議員がいなかったら皆さんの声は届かなくなる。今でも、地元からもう一人出ている議員は市議会で議席を温めているだけで、地域のための質問や提案はほとんどしない。
基地反対の声、地元の声、を届けるためにたくまは議員でなければならない。
など、いろいろお話ししてくださいました。
たくまの同級生である三原区の安志さんが音頭を取り、みんなでガンバローの声をあげ、会を閉めました。そのあとみなさん遅くまで話し合いました。
去る7月16日、名護市長稲嶺ススム後援会主催の与党市議激励会が行われました。
9月7日に行われる名護市議会議員選挙で、「海にも陸にもきちはつくらせない」としている稲嶺ススム名護市長を支える与党議員が何としても多数にならなければなりません。立候補予定者が少ないため、一人の取りこぼしも許されないという厳しい状況です。野党側は国からの強力な財政支援をもって選挙戦を戦うことが予測され、大変な選挙になることは間違いありません。
稲嶺ススム後援会は私たちの応援に全力で取り組んでくださっています。
市長からの激励に当選をもって答えられるよう、頑張りたいと思います。
去る7月12日 後援会の事務所開きが名護で行われ、稲嶺ススム名護市長をはじめ、多くの支持者の皆さんにお集まりいただきました。
名護市長のあいさつの概要
去る5月に訪米したが、立派な自然を破壊することはおかしいと思っている人、辺野古への基地建設は不合理だと考える人と会った。前回より多くの取材を受けた。
たくま議員と共にMMC(海洋哺乳類委員会)へ行ったが、辺野古・大浦湾の写真を見せるとみんな「まさかこんな自然をつぶすのか?」と唖然として、同行していた日本大使館の職員に確認していた。大使館の職員は「前の市長に許可をもらっている。」と答えたが、私がすかさず「だから次の選挙で稲嶺ススムに負けたんです。」と話すと、MMCの職員が苦笑いしていた。
アメリカの政治では人権というテーマ、環境自然保護とテーマに関心が高い。その意味でアメリカの側から基地建設を止めていくということも可能であると思う。
しかしとにかく今は地元がどう頑張るかが一番大切。市長選挙に勝ったことは大きい、それを確かなものにするために、与党で議会の過半数をとる。だから市会議員選挙は一人の取りこぼしも許されない。名護市で次の11月の県知事選挙までがんばり、その流れで知事選を勝利し、アセスをもう一度検証させる。そうすれば国が強硬に進めているものを止められる。止めることができるのは市民の意思。
最後にたくまと握手をしてお話を終えられました。
市長ありがとうございました。
続いてヘリ基地反対協の安次富浩共同代表、渡具知祐徳元名護市長、兼浜富男たくま援会長、
大湿帯で農業を営む上山和男さん、沖縄生物多様性ネットワークの吉川秀樹先生があいさつをしてくださいました。
今から17年前、国は私の家の目の前にある海を埋め立て、普天間飛行場海兵隊基地の代替地にする、と発表しました。そこは東京から遠く離れた沖縄、沖縄の中でも那覇から北へ60キロ離れた名護市、その中でも丘一つ隔てた東海岸大浦湾地域。まるでいやなものを(迷惑施設)を人口の少ない、弱い地域へ押しやるかのように米軍の新基地建設が計画され、着々と既成事実が積み重ねられて来ました。
それに対して私たちは「大切な事は市民が決める」として1997年に住民投票を行い、新基地NOの民意を勝ち取りました。そして2010年と今年1月の市長選では「陸にも海にも新基地はつくらせない」とする名護市長を当選させてきました。そして今も海に杭一本打たせていません。
沖縄における基地経済の比重は全体の5パーセントにすぎません。沖縄は基地経済で成り立っているというのは全くの誤解です。ここに基地を建設すれば、ごく限れらた一部の人たちが、しかも一時的にお金を手にするかもしれません。でも、基地ができてしまえば、後はほぼ永久に害をもたらし続けるだけなのです。
大浦湾はジュゴンやアオサンゴをはじめとする様々な生き物が生息する貴重な海です。
「基地は要らない」というだけでなく、基地に依存しないでも地域の発展は可能だと示すために、私たちは2000年に「じゅごんの里」を立ち上げ、カヌー体験などで修学旅行の受け入れを始めました。これまで5000人を超えるこどもたちがここを訪れてくれました。「私たちとの交流を通じてぜひここを第二のふるさとと思ってほしい」、大浦湾を案内しながら私はいつもそう訴えています。そう思ってくれる人が増えれば増えるほど、都会の皆さんが訪れたいと思うような自然環境を維持していこうと思う地元の人間も増えるからです。
また食を通して生産者と消費者が直接結びつくことも大切だと思っています。基地依存からの脱却を目指す名護市では、現在6次産業(生産×加工×消費)の整備を進めていて、特に東海岸側では、「わんさか大浦パーク」という新しい施設を拠点に、農産物の加工や出荷、地域ブランド品の掘り起しが行われ、全国に広めていく取り組みが始められています。
その様な人と人のつながり、都会と田舎のつながりが、私たちの生活を守ることへ、さらには持続可能な社会の発展へとつながっていくのだと確信しています。そうした輪の中で、私たちのふるさとを「第二のふるさと」として大切に見守ってくださる友人がますます増えることを願っています。
5月19日から23日の間で
名護市長の訪米に合わせて、東恩納琢磨(ジュゴン保護基金、じゅごんの里、名護市議)吉川秀樹(沖縄BD、ジュゴン保護キャンペーンセンター)の二人が、ヘリ基地反対協、平和市民連絡会からの援助により、MMC米国海洋哺乳類委員会(Marine Mammal Commission/MMC)への要請を中心とした、ワシントンでの要請行動を行いました。
写真はカナダから駆けつけてくれたKen Nakamura-Huber さん(沖縄BD、New Wave to Hope)とそのパートナーのかずえさんから提供いただきました。
沖縄BDのブログ記事
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/119082
IWJ INDEPENDANT JOURNAL のインタビューを載せます。
最後の琢磨の夢ですが
日本の税金で建てられたキャンプシュワブを国民休暇村にする!
弾薬庫は泡盛の貯蔵庫にする!というものです。
たくまはずっとこれを言っていますが、
最近はかりゆしホテルグループの平良朝敬CEOがここをトップリゾート地にと
言っています。http://www.data-max.co.jp/2014/01/16/ceo_2_ymh_02.html
みなさん、沖縄のホテルで泊まる時はかりゆしホテルにお願いします!
現在、沖縄県知事が名護市長に対し同埋立申請に関する意見を求めています。
私の6月の一般質問で、「広く名護市民からも基地問題についてアンケートをとってほしい。」と言う要望を出しましたが、それに答える形で、稲嶺進名護市長は市民からの意見を募集することを決めました。
市では、このために新基地建設計画のわかりやすい説明を載せたパンフレットを制作しました。
みなさんもこのパンフレットを見て、意見書を書いてください。
名護市民、名護出身の方が意見書を提出できます。
たくま後援会では、10月1日18時からの「一の会」(月に一度の意見交換会)で意見書についてのお話をします。どなたでも参加できます。お時間がある方はぜひいらして下さい。
市民意見について(名護市HP) http://www.city.nago.okinawa.jp/9/8007.html
たくま2013年9月の一般質問
「キャンプシュワブ内の土砂採取について
市の許可が必要だと思いますが、防衛局は「市側への通知や同意は不要と解釈できる」としています。それに対して名護市幹部が「同法の適用外と言われればそう解釈するしかない」と述べたと、新聞報道にありましたが、本当に防衛局の解釈に正当性があるとお考えですか。」
に対して市は「同意は必要であり、通知があった場合は同意できないと回答する」と回答しました。
QABニュースで取り上げられました。
http://www.qab.co.jp/news/2013091046153.html
映画監督のオリバーストーン氏が沖縄を訪れ、普天間代替基地の建設予定地とされる大浦湾を訪れました。
「辺野古の海はとてもきれい。サンゴや魚が豊かなことが印象的だった。そこに米軍基地が建設されるのは、非常に恥ずかしい話だ。軍隊が入り込むことで、そ の土地がどれほど荒らされるのかを、私は知っている」。ストーン氏は、名護市長の稲嶺進氏と面談したほか、普天間飛行場移設に反対を訴える地元住民からも 話を聞いており、「辺野古の市民運動がどれほどの成果を生むのか、私にはわからないが、稲嶺氏は『闘争する人』のイメージだった」との感想を口にした。
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/97893
より
「沖縄は神聖な島であり、多くの人々にとって、そして世界にとって、大きな意味を 持っています。この美しい風景を新たな軍事基地のために開発することに、私は反対です。ここでの戦争は68年前に終わりました。冷戦を戦い続ける基地を持 つ理由はもうありません」と、ストーンはテントの人々に語った。
「ここをもう一つの軍事基地に変えようとしている自民党と安倍総理の勢力に対抗して、2014年の名護市長選挙に稲嶺市長が出馬することを私は応援します。」
「私は市長に最も感銘を受けました。彼は闘士です。」
ピースフィロゾフィーセンター ジョンミッシェル氏の記事より抜粋
日本政府から沖縄県に対して、新基地建設のための辺野古大浦湾埋め立ての申請が出されて現在、書類の閲覧期間です。7月18日まで県に意見書を書くことができます。みなさん、意見書お願いします。 詳しくはこちらをご覧下さい。
たくま 後援会
被害がなければいいんだと、今の段階ではいいんだと、今後の話だという言い方をしていました。それを未然に防ぐために裁判所があって、裁判官がいるんではないのか。裁判所が環境破壊していくことを容認しているようなものです。
東恩納琢磨はこれからも裁判の原告としてアセスのやり直しを求めていきます。
アメリカへ米軍基地に苦しむ沖縄の声を届ける会
のメンバーとして 2012年1月21日から1月28日まで訪米しました。
私たちの訪米の後に、稲嶺進名護市長も訪米しました。
(市長訪米報告会についてはこちらから)
以下報告集に載せていただいた文章を掲載します。
訪米感想
沖縄の思いを直接アメリカに伝える訪米行動に参加できたことを感謝します。
この行動が実現できたのは、最初にアメリカ行きを決断した伊波洋一前宜野湾市長を始め、高里鈴代さん、平和市民連絡会、ヘリ基地反対協等の団体や、カンパをしてくれた県内外のみなさん、そしてアメリカで受け入れてくれたコーディネーター、通訳、県人会の皆さんのおかげです。改めて感謝申し上げます。
私は山内徳信参議院議員のグループの一員として、要請行動を行いました。
いくつかの要請先で印象に残っていることを報告したいと思います。
最初にグアム選出のボルダリオ下院議員に要請を行いました。私たちが「名護市民は辺野古移設に反対です」と伝えた直後に、ボルダリオ議員の補佐官が「しかし辺野古市長は誘致しています。」と、言って反論してきました。沖縄には「辺野古市」はありませんと訂正しましたが、そういった間違った情報がジャパンハングラーによって伝えられているということを実感しました。民意を直接伝える大切さを痛感する一幕でした。
バーニー・フランク下院議員への要請の際には、私たちの説明が終わるか終わらないかのタイミングでフランク氏が「私を誰だと思っている。私は海兵隊撤退論者なんだ」、「皆さんに気持ちはよく理解している」と堰を切ったように話し始めました。それに対し私は「ではまず沖縄の海兵隊を撤退させてください」と申し出ました。彼はそれを快く了承し、その後他の下院議員3名とともに、アメリカ大統領に対し在沖海兵隊撤退を求める書簡を送ってくれました。
大統領承継順位第三位に位置し、歳出委員長を勤める重鎮ダニエル・イノウエ上院議員にもお会いしました。まず山内徳信氏はじめ、みんなで沖縄の現状を丁寧に説明。それに対し井上氏は「沖縄は豊臣時代から差別されていると認識している」と切り出し、続けて「アメリカは国防予算を削減する方向へ進んでいる。みなさんから聞いたことを歳出委員会でも取り上げて行きたい。」と回答しました。沖縄県民から理解を得る方向で話を進めて行きたいという内容の話しもされました。
次に国防総省と国務省の部長クラスの役人に同時に要請を行いました。彼らは日米両政府の合意が大切であると強調していました。私は日米間の合意は大切かもしれないが、沖縄に基地を押し付けることでこの大切な日米関係を壊していいのかと問いました。彼らはその懸念があると言うことを認識しているようでした。彼らにとって見れば辺野古や普天間の問題が沖縄全体・日本全土に広がることを恐れているのでしょう。
以上が今回の要請行動の要約です。
今回の訪米で私たちはアメリカ政治の中枢に沖縄の民意を直接伝えることができ、今後の日米関係に波紋を投げかけたと思っています。アメリカは日本政府と違い、住民との合意形成を重要視する国です。日本政府を介さずアメリカにとって何が正義かを示すことによって直接交渉するほうが、辺野古の新基地問題の早期解決につながるのではと感じました。
フランク下院議員をはじめ、アメリカの国会議員で沖縄の民意に理解を示す人たちと、つながりができたことも大きな収穫でした。
この要請行動の後に、そのつながりを生かしながら名護市長も直接アメリカへ訴えて来ました。帰国後市議会で、市長は今後も沖縄のよき理解者を増やさないといけないと述べています。
今回の訪米行動を通して、私は沖縄が軍事の要から平和の要へと脱皮し、万国津梁の民として世界と直接交渉していくことが可能だと実感しました。